オリンピックの暑さ対策は大丈夫か

 9月定例県議会は、9月13日に開会し、わが党の代表質問を皮切りに、今は各議員による一般質問が終わったところです。10月2日からは常任委員会質疑が始まり、10月11日に9月定例会は閉会予定です。

 この夏の暑さは、まさに異常でした。平年の気温より3度から4度も高かったようです。気象庁も「危険な暑さ」とか「ひとつの災害と認識している」とコメントするほどの異常気象でした。

 そこで私が気掛かりなのは、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催期間に今年のような猛暑に見舞われた場合、果たしてオリンピックが円滑に運営できるかどうか心配になってきます。

 千葉市の気温を例にとっても、今年最高気温が30度を超えた日は、2020年の東京オリンピックの開催期間に当たる7月24日から8月9日までの17日のうち、実に13日間も数えるなど、これまでにない暑さが続きました。総務省の調べによれば、4月末から9月中旬までの間に、千葉県内だけで実に4166人が熱中症で搬送されたそうです。これは全国で7番目の多さです。

 オリンピックの県内の開催地は、冷房施設で対応できる幕張メッセや、海風の吹く一宮町の釣ヶ崎海岸であり、メイン会場のある東京都とは若干状況が異なりますが、オール千葉でオリンピックに取り組むとしている千葉県として、この異常気象にどのように対処していくのか、真剣に考えなければならない問題です。

 一方、学校現場での子供たちの暑さ対策ですが、県立学校における空調設備の整備について、今議会でのわが党の代表質問に対し、森田知事は「県立高校の普通教室では、現時点で103校に空調設備が設置され、20校が未設置」と答弁しました。そして、来年夏までに未設置の高校への整備を進める考えであることを明らかにしました。加えて、保護者負担で設置されていた空調の費用負担も、県が負担することを検討していくとの前向きな答弁がありましたので、ご報告いたします。