新年度予算の審議に向けて

 平成31年度千葉県の一般会計当初予算案が発表されました。総額は1兆7608億円余りで、前年度比較で319億円余り、1・8%の増加となっています。

 

 執行部から示された当初予算の骨子は、総合計画「次世代への飛躍 輝け!ちば元気プラン」に掲げた施策を着実に実行するため、①子ども・子育て世代への支援や医療・福祉の充実 ②道路ネットワークの整備などの社会基盤づくり ③暮らしの安全・安心の確保 ④商工業の振興・雇用の促進―などを主に挙げています。

 

 予算編成の骨格となる歳入、歳出をみると、今日の社会経済情勢がある程度浮き彫りになります。まず、歳入では、順調に回復する経済を反映して、個人所得や企業収益の増加によって、個人県民税や法人二税の増収が見込まれ、加えて10月からの消費税引き上げを見込み、地方消費税の増収などで、県税全体で約172億円増加すると見込んでの予算となりました。

 

 しかしながら、一方で歳出面をみると、少子高齢化の影響から、社会保障費が全体で約163億円も増加すると予想しています。後期高齢者医療給付費負担金の増加や、保育所等の増加に伴い運営費給付の増加などが主な要因です。

 

 アベノミクスの影響で経済が好循環しているとはいえ、高齢化や少子化から景気回復が実感できないという国民の声が、この予算からも伺えるといえそうです。わが党は、14日午前10時から県議会議場で行われる自民党代表質問で、財政問題を中心に森田知事の政治姿勢を問うことになります。県民の皆様にもぜひ関心をもって県議会をご覧いただければと思います。